
高校3年の夏休みに自転車で北海道一周をしたり、高校を卒業する直前の冬、オーストラリアを40日間かけてやはり自転車で単独横断したことがあります。ほとんどは野宿でしたが、時々ゲストハウスも利用させていただきました。当時1泊600円位の相部屋でしたが、ベッドやシャワーが使えるだけでとても満足で、また、オーナーの温かさに何度も触れ合い、旅人の憩いの場のゲストハウスに憧れを抱いていました。
将来 チャンスがあれば“旅する人”を受け入れ、私が受けた温かさ、心地よさを感じてもらえるゲストハウスを作りたい、そのように思い続けてきました。この想いは、多くの方々のご理解とご支援を受け、会津への移住お試し施設「ゲストハウスORAHO」となって実現しました。
ゲストハウスの名前「ORAHO」は「私たちの」といった地域や集団を意味する会津地方の方言です。何かを求めて“旅する人”に、気軽に使って頂けることを願っています。なぜなら“私たちのゲストハウス”ですから。
山中 美明